2011年12月04日
足がつること(こむら返り)
「なんで足がつるの?
」・・・と、よく質問されます
朝方やちょっとした動きをしたとき、妊娠中のとき・・・など、思わず『ぎゃぁ~っ!』と、声をあげたくなるぐらいの痛みを体験されたことのある方は少なくはないと思います
そして、ほんの数秒のことであっても、ものすごーく長い時間に感じたり、しばらくふくらはぎのあたりに痛みが残ることもあります
こむら返りとは、
「ふくらはぎ」や「足の裏」などが、激しくつって痛む状態のことです
医学用語では、「有痛性強直性筋痙攣」といいます
主に腓腹(ひふく)筋でおこるので、『腓腹筋痙攣』とも呼ばれています
腓腹筋とは、ふくらはぎのことです
こむら返りは
寝ているときに足をのばしたり、水泳などの運動をしているときにおこりやすいようです
立ち仕事や歩きすぎ、など、足が疲労すると、こむら返りはおこります
お年寄りや運動不足の方に多く見られます
また、朝方に気温が下がり、冷えることも要因となります
足がつっているってどういう状態なのでしょうか?
それは、筋肉が異常に収縮し続けている状態です!
筋肉が痛みを感じるほどに収縮しても、なおその縮みが治らない状態です
そもそも、筋肉は脳神経からの電気信号による指令と、それに伴う、筋細胞の電解質の出入りで、微妙に電気調節をして筋肉は収縮できています・・・
この説明は、かなりややこしくなりますので、このくらいで・・・・
電解質のバランスが必要だということをちょこっと頭のすみに・・・
足がつる主な原因と予防法には?
疲労物質の蓄積
疲れたら早めに休憩をとる
脱水による水分バランスの崩れ
水分をこまめに摂り、脱水を予防する
のどが渇いたなと思った時点でかなり脱水の状態にあります
夏場は気をつけて水分補給をしますが、冬場は忘れがちではないでしょうか?
電解質の濃度の異常(カルシウム、カリウム、マグネシウム)
スポーツドリンクや果物で運動前にしっかり補充
バナナはカリウムに富む食べ物ですので、食べることで自動的に補充が出来ます
寒さによる血流低下がまねく循環不全
冷やしてはいけません!
とにかく、患部を温める事。冷やしすぎは循環を悪くして筋肉が収縮しがちになってしまいます
また、運動前の十分な準備運動やストレッチが足のつりを予防します
はっきりとした原因がわかっていない面もあります
いろんな説もあり、寝る前のホットミルクや軽いストレッチ・足湯・マッサージなども効果があります
ご自分に合う予防法を見つけられるといいですね
★語源辞典・由来辞典 より★
【こむら返りの語源・由来】
こむら返りの「こむら」は、平安時代以降から見られる語で「ふくらはぎ」をさす。
平安末期の漢和辞書『類聚名義抄』に「転筋 コムラガヘリ」とあり、こむら返りは、ふくらはぎの筋肉がひっくり返ったような感じから名付けられたと考えられる。
「こむら」は「こぶら」とも言われ、「こむら返り」は「こぶら返り」とも言う。
「こむら」や「こぶら」の語源には、隆肉の意味で「瘤(こぶ)」に接尾語「ら」で「こぶら」になったとする説や、肉のかたまりを「肉叢(ししむら)」と言ったことから、「股(もも)」に対して小さな肉のかたまりなので、「小叢(こむら)」の意味とする説などがある。
近世に「ふくらはぎ」の語が生まれ、主に「ふくらはぎ」が用いられるようになったため、江戸後期には「こむら」や「こぶら」の語は用いられなくなった。
現代でも「こむら」や「こぶら」は、各地の方言には残っているが、共通語としては「こむら返り」の中にのみ残る。
ご覧いただき、ありがとうございました♪
てぃ~だ
治療ご希望の方は→ご予約可能日時 をご覧ください♪
12月のお楽しみ企画もチェック♪

朝方やちょっとした動きをしたとき、妊娠中のとき・・・など、思わず『ぎゃぁ~っ!』と、声をあげたくなるぐらいの痛みを体験されたことのある方は少なくはないと思います

そして、ほんの数秒のことであっても、ものすごーく長い時間に感じたり、しばらくふくらはぎのあたりに痛みが残ることもあります

こむら返りとは、
「ふくらはぎ」や「足の裏」などが、激しくつって痛む状態のことです
医学用語では、「有痛性強直性筋痙攣」といいます
主に腓腹(ひふく)筋でおこるので、『腓腹筋痙攣』とも呼ばれています
腓腹筋とは、ふくらはぎのことです
こむら返りは
寝ているときに足をのばしたり、水泳などの運動をしているときにおこりやすいようです
立ち仕事や歩きすぎ、など、足が疲労すると、こむら返りはおこります
お年寄りや運動不足の方に多く見られます
また、朝方に気温が下がり、冷えることも要因となります
足がつっているってどういう状態なのでしょうか?
それは、筋肉が異常に収縮し続けている状態です!
筋肉が痛みを感じるほどに収縮しても、なおその縮みが治らない状態です
そもそも、筋肉は脳神経からの電気信号による指令と、それに伴う、筋細胞の電解質の出入りで、微妙に電気調節をして筋肉は収縮できています・・・
この説明は、かなりややこしくなりますので、このくらいで・・・・

電解質のバランスが必要だということをちょこっと頭のすみに・・・

足がつる主な原因と予防法には?




のどが渇いたなと思った時点でかなり脱水の状態にあります
夏場は気をつけて水分補給をしますが、冬場は忘れがちではないでしょうか?


バナナはカリウムに富む食べ物ですので、食べることで自動的に補充が出来ます


とにかく、患部を温める事。冷やしすぎは循環を悪くして筋肉が収縮しがちになってしまいます
また、運動前の十分な準備運動やストレッチが足のつりを予防します
はっきりとした原因がわかっていない面もあります
いろんな説もあり、寝る前のホットミルクや軽いストレッチ・足湯・マッサージなども効果があります
ご自分に合う予防法を見つけられるといいですね

★語源辞典・由来辞典 より★
【こむら返りの語源・由来】
こむら返りの「こむら」は、平安時代以降から見られる語で「ふくらはぎ」をさす。
平安末期の漢和辞書『類聚名義抄』に「転筋 コムラガヘリ」とあり、こむら返りは、ふくらはぎの筋肉がひっくり返ったような感じから名付けられたと考えられる。
「こむら」は「こぶら」とも言われ、「こむら返り」は「こぶら返り」とも言う。
「こむら」や「こぶら」の語源には、隆肉の意味で「瘤(こぶ)」に接尾語「ら」で「こぶら」になったとする説や、肉のかたまりを「肉叢(ししむら)」と言ったことから、「股(もも)」に対して小さな肉のかたまりなので、「小叢(こむら)」の意味とする説などがある。
近世に「ふくらはぎ」の語が生まれ、主に「ふくらはぎ」が用いられるようになったため、江戸後期には「こむら」や「こぶら」の語は用いられなくなった。
現代でも「こむら」や「こぶら」は、各地の方言には残っているが、共通語としては「こむら返り」の中にのみ残る。
ご覧いただき、ありがとうございました♪



Posted by てぃ~だ at 16:02│Comments(0)
│からだにいい話
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。 |